MiniTool Power Data Recoveryの復元ソフトのレビュー

バックアップする前にデータが消えてしまった、誤ってデータを削除してしまった等の経験はないでしょうか?
他でもない僕は割とおっちょこちょいで最後の砦のゴミ箱に移したデータを消してしまい血の気が引いたなんて経験が何度かあります。
そんな不測の事態に強い味方のデータ復元ができる「Power Data Recovery」のご紹介。
このソフトはMiniTool(ミニツール)から発売しており1GBまで無料でデータ復元できるのが特徴。

この記事では、Power Data Recoveryの特徴、インストール画面から操作方法、機能紹介、使い心地をご紹介したいと思います。
また、Windowsの復元機能とどのように違うのかも少し触れたいと思います。

目次

Power Data Recoveryができる8つの機能

1.削除したファイルの復元が可能

  • 誤って削除してしまったファイル。
  • shiftキーを押して削除されたファイル。
  • ゴミ箱を空にした後のファイルの復元。

2.RAWになったデータ復元が可能

  • アクセスできないデータの復元。
  • RAWになったファイルの復元。
やっしー

「RAW」とは日本語に翻訳すると「生」、「未加工」という意味で、「形式がない」状態のこと。

通常は下記のように形式がないとファイルにアクセスできません。
(例)
✅画像ファイルなら「JPG形式」
✅Excelファイルなら「xlsx形式」

上記のように形式がない(未フォーマット)状態になったファイルでもMiniTool のPower Data Recoveryなら復元可能。

3.ウイルスが侵入した際のデータ復元が可能

  • ウイルスによる失われたフォルダファイル、データの復元が可能。

4.ドライブ(C)故障時のデータ復元が可能

  • 機能しないドライブからの復元が可能。
  • 故障したドライブのファイルの復元が可能。

5.正常に機能しないOSからのデータ復元が可能

  • クラッシュしたOSからファイルの復元。
やっしー

クラッシュとは何らかの不具合でパソコンが正常に起動しない現象のことです。

6.フォーマットしたデバイスからのデータ復元が可能

  • パーティション分割されたデバイスからのデータ復元。
  • 外付けハードディスクのデータ復元。
  • SDカード、USBメモリ等のデータ復元。
やっしー

パーティション分割とは、万が一でもデータ復旧が簡単になるように、1つのHDD(SSDにデータ領域を振り分けた状態のこと。


例えば、1TBのHDD(SSD)の場合。
OS用に500GB、もう500GBにはデータ領域と分けた状態の事。
システム領域の関係上、実際に使用できる領域は少々減少します。

7.データが見つからない時のデータ復元が可能

  • 消えたパーティション内のデータの復元。
  • OSの再インストール後に失われたデータの復元。

8.その他で可能なデータの復元。

  • 停電時に消えたデータ復元が可能。
  • CDやDVD内のデータ復元が可能。

ダウンロード画面とインストール画面

ダウンロード画面

引用元:MiniTool様

無料ダウンロードはこちら>>>

やっしー

↑上記のリンクからダウンロード画面にアクセスできます。
※注)時期によりバージョン(Ver.)が変更になる可能性はあります。)
(2024/7時点は、Ver.12

引用元:MiniTool 様

操作画面、操作方法

インストールが完了するとデスクトップ画面にアイコンが表示。
(Windows11の場合)
時期によりバージョンは変わります。
2024/7月時点では、Ver.12
やっしー

アプリの起動後、アップデートファイルがある場合は自動的に更新されます。特別必要な操作はなく簡単にバージョンアップされるので、ストレスフリーなのがいいです!。

操作画面

メイン画面はシンプルで、はじめての方でも安心、安全のレイアウト。
復元したいドライブ、保存されていた場所のフォルダ選択する画面。
赤枠のように削除したデータがあったフォルダーが分かっている場合は、すぐアクセス可能な親切設計。
これにより慌てることや、探す手間が減りフォルダやデータの復元作業の時短になるのでとても便利。

スキャン、復元画面

復元するドライブを選択後、スキャンが始まります。
データ容量、スキャンしたいデバイス容量により検出時間は多少変わる。
僕の場合はドライブの容量が256GBと少ないからか5分程度でスキャンが完了した。

スキャン完了後、復元したいフォルダ選択ができる。
選択後はすぐ復元作業が始まるのであとは待つのみ。

無料版は、復元容量が1GBのみ。
それ以上の容量の場合は有料パッケージに選択するか求められるので場合によってアップグレードが必要。
一見使えないアプリと思うかもしれないが、Power Data Recoveryの凄い所はデータの復元、選択できる項目が多いので重要なファイルを復元したい時にとても便利。
下記の写真の黄色のカギマークで簡単にアップグレードできる。

期間限定の他買い切り版もある

↑上記の左から3つ目の個人アルティメット版の生涯使用可能版がお得感がある。
一回買ってアップグレードした後もしもの時すぐデータ復元作業にかかれるので安心なパッケージ。

やっしー

最近ではサブスクのように月額、年額と定額料金を支払うソフトが多い中、MiniTool(ミニツール)のPower Data Recoveryは買い切り版も用意されているのでうれしいですね!

分からないこと、質問はすぐできる

右上のヘッドホンマーク(赤い矢印マーク)はサポートセンターにすぐアクセスできる。
些細な質問、操作方法などすぐできるので安心。
”よくある質問”もあらかじて用意されている。
質問したいことが言語化できてない時、どういう質問していいかわからない時にとても便利。
サポートページはこちら>>>

Windowsの復元機能でデータは復元できるのか?

Windowsでは削除データは復元不可。

  • Windowsの復元機能はOSのアップデートした後など、動作が不安定になった場合に限り、以前の状態に戻せるだけの機能。
  • 誤ってデータを削除した場合でも、厳密にはデータは完全に消えたわけではない。
    ただ、Windowsのシステム上、一回完全に削除してしまったフォルダ、データは復元不可。

    そういった場合にMiniToolの復元ソフトの「Power Data Recovery」は役に立つ!
やっしー

【補足】
データを完全に削除する場合は大きく分けて2つの方法があります。

①パソコンショップなどに下取り、買取に出した後、業者が暗号化した無意味なファイルを何度も上書き保存をし、データを取り出せないようにする。

②HDDパンチャーや電動ドリル、ハンマーなどでプラッター(記録面)を物理的に破壊する。

まとめ

以上、ミニツールのPower Data Recoveryデータ復元ソフトのご紹介でした。
ダウンロードから使用方法まで迷うことなく操作が簡単でシンプルな操作画面が特徴。
無料版のデータ復元は1GBまで
それ以降は有料だが、サブスク版から買い切り版の生涯使用可能版がある。

また、復元できるデータは以下の8つ項目↓

  • 誤って削除したデータ、ゴミ箱を空にした後のデータ復元。
  • アクセスできない又は、rawになったデータの復元。
  • ウイルスの侵入により失われたデータの復元。
  • 破損したハードドライブからのデータ復元。
  • クラッシュしたOSからのデータ復元。
  • フォーマットされたパーティション、外付けHDDなどのデバイスからのデータ復元。
  • OS再インストール後のデータ復元。
  • CD/DVDからのデータ復元も可能。

大事なデータが消えた時はとても不安で焦りますがそのような時こそ、ミニツールのPower Data Recoveryの復元ソフトがとても心強く安心ですのでおすすめ!



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