この記事ではヒートシンクの必要性と素材について簡潔にまとめました。
まずはじめに知らない方のために説明させてください。
ヒートシンクは、高温になりやすい箇所に放熱、冷却、パフォーマンス維持のために欠かせないパーツ。
主な素材はアルミニウム、銅が使用される。
目次
M.2 SSDにヒートシンクは必須なのか?
NVMe規格には必須
- 処理性能が高く高速なため、発熱量が多いため。
- 通常使用で60℃、高負荷時だと80℃近くまで達するため。
- ヒートシンクなしだと故障やパフォーマンス低下の原因になる。
- 「ファン付き」のヒートシンクだとさらに効果的。↓
SATA規格はどちらでもよい
- 発熱量が低いので付けなくても問題ない。
※NVMe規格とSATA規格の違いは下記をチェック!。
【買い間違い続出?!】M.2SSD SATAとNVMeの違い3選
小型で板状の形が特徴のM.2 SSD。従来の記憶媒体で使われたハードディスク【HDD】から、SSD【ソリッド ステート ドライブ】に代わり、最近ではM.2 SSDという規格も出てきま…
素材
アルミニウム
- 軽量で放熱性、冷却性が高い。
- スペースの狭いノートパソコンに適してる。
- 熱を吸い上げて放熱してくれる。
銅
- 熱伝導率が高いが放熱性は低い。
※放熱性とは熱を拡散させる性質のこと。 - 冷却ファンと排気構造がしっかりしたケースがおすすめ。
- アルミニウムより重く、コストも高い。
まとめ
- NVMe規格にヒートシンクは必須。
- SATA規格はなくてもOK。
- アルミニウム素材は軽量で放熱性、冷却性が高い。
- 銅は熱伝導はいいが放熱性が低くアルミニウムより重く、高価。