小型で板状の形が特徴のM.2 SSD。
従来の記憶媒体で使われたハードディスク【HDD】から、SSD【ソリッド ステート ドライブ】に代わり、最近ではM.2 SSDという規格も出てきましたよね。
今回はM.2 SSDって何だろう?って方に向けて簡単に短く解説します。
目次
M.2 SSDは主に2種類ある
① M.2 SSD 【2280】
W: 22mm× D:80mm
利用例:主にデスクトップPCに使用。
最も主流となるサイズの規格。
(写真参考元:Amazon様)
② M.2 SSD 【2242】
W: 22mm× D:42mm
利用例:主にノートPCに使用される。
産業用途にも利用される。
(写真参考元:Amazon様)
SATAとNVMe接続の違いと特徴
SATA接続
- M.2が普及し始める前に一般的に使用された接続方法。
- NVMeとは通信規格も端子形状も異なり互換性なし。
- NVMeより速度が遅く、容量単価が高くなるので注意が必要。
※(金額が高い=性能がいいわけではない)
NVMe接続
- PCI-Express接続を用いていて、高速なデータ転送が可能。
- 高速化、高性能を追求する方にはオススメですが、その分価格が高め。
- 発熱量が多いのでヒートシンクを取り付けるなど排熱対策が必要。
下記の写真を参照。↓
まとめ
- M.2 SSD【2280】は主にデスクトップPC向け。
- M.2 SSD 【2242】は主にノートPC向け。
- NVMe は SATAより 高速。
- NVMe は SATA と互換性なし。
- NVMe接続のM.2 SSDは発熱量が多い。
ヒートシンクを取り付けるなど排熱処理が必要。