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原神を快適に遊ぶにはゲーミングPCが必要なのはわかる。
ですがグラボなし普段使いのノートPCでも動くとの記事はあまり見かけないため執筆することにしました。
今回、原神の動作チェック目的で購入したのはAmazon限定仕様で約7万円のRyzen5搭載ノートです。
エクセル、ワード、YouTube視聴がメインとなる普段使いにピッタリの一般ノートPC。
結論として上記のグラボなしノートPCでも遊ぶことができます。
どの程度の設定で安定して動作するのか詳しく解説したいと思いますので興味ある方は参考にどうぞ。
また、原神をはじめ幅広いゲームを快適に動作するゲーミングPCもあわせて紹介するので最後までご覧ください。
原神おすすめのゲーミングPCまで飛ばしたい方はこちらをタップ。
筆者が購入した約7万円のRyzen 5搭載ノートPC概要

項目 | 詳細 |
---|---|
型番 | E1504FA-BQ366W |
製品名 | ASUS ノートパソコン Vivobook Go 15 E1504FA |
OS | Windows 11Home |
プロセッサ | Ryzen 5 7520U |
グラフィック (CPU内蔵) | Radeon 610M (シェーダー数128) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 512GB |
オフィスソフト | WPS Office |
バッテリー駆動時間 | 約11.7時間 |
重量 | 1.63kg |
色 | ミックスブラック |
Ryzen 5 7520Uは、AMDのエントリークラスのCPUで主に薄型軽量ノートPC向けに設計されているのが特徴です。
このモデルは通常メモリ8GBですがAmazon限定仕様で16GBと実用的な容量を備えています。
そのためCPU内蔵グラフィックは独立したビデオメモリを備えておらず、メインメモリの一部と共有になるため16GBの容量はありがたいです。
またZen 2アーキテクチャを採用、4コア8スレッドの構成で、ベースクロックが2.8GHz、最大ブーストクロックが4.3GHzと性能面でのバランス重視型のCPUといえます。
TDPは15Wと低消費電力のおかげで、日常的な作業(エクセル、ワード、事務)などの軽い作業がメインの方に適しています。
内蔵グラフィックスはRadeon 610Mを搭載しており、NVIDIAのエントリーレベルのGPUであるGeForce GTX 1050やGTX 1650に近い性能を持つ。
さらに、Ryzen 5 7520UはDDR5-5500メモリをサポートし、デュアルチャネル構成により効率的なデータ転送を可能で高速通信規格 Wi-Fi 6Eにも対応しているので普段使いのノートPCとしては文句なしのスペックです。
原神をグラボなしノートPCで実際にプレイしてみた
「低」設定でのプレイをしてみた感想

最初は画質設定を「低」のフレームレート30、他の細かい設定項目も「低」にしてプレイしました。
映像はややボヤっとした感じはありますが、グラボなしノートPCでもカクつくこともなく普通に遊べちゃったことに驚きました。
しかも映像も乱れるわけでもなく攻撃アクションの遅延もほぼないといった優秀さです。
下記の画像は「低」設定ですがこの映像でも十分に満足できるレベルです。
個人的感想ですが、映像はPS3以上PS4以下といったところです。


タスクマネージャーを開いてプレイ時のパフォーマンスを見ましたが、「低」設定で赤矢印のGPU(内臓グラフィックス)の使用率は100%が目立つ。
逆にCPUの使用率は25%~40%ほどとあまり負荷がかかっていない模様。
また、メモリの一部をビデオメモリとして共有しているため常時11GBほどの使用率な点を挙げるとグラボ搭載していないPCは16GB必須といえそうです。
原神の映像設定をすべて「高」にした結果

どこまで遊べるか気になってしまったので、すべての項目を「高」に設定しました。
ちなみに原神はフレームレート60以上の設定はできないです。
結果、戦闘時やカメラ移動させた時映像が乱れたり飛んだりします。

上記の画像はすべての項目を「高」にした状態でのプレイ画面。
GPUの使用率は「低」設定時には、ほぼ100%の稼働率だったんですが、「高」設定にした際は何故か94%の使用率へと下がっている謎現象が発生。
バッテリー残量はみるみる減っていきファンの音はかなり大きくなるためマシンへの負担が大きいので「高」設定でのプレイはやめた方がよさそうです。
正直「低」設定との映像差はあまり感じないといった印象が強いですが、カーソル移動の遅延、敵への攻撃、ジャンプなど全体的にもっさりとした動きになりました。
ですが、ゲームが強制終了するといったことはないので原神は低スペックのグラボなしノートPCでも十分に遊べるといった証明にはなったかなと思います。
ただし、原神の今後のアップデート次第でスペック不足で起動すらしないといったケースも出てくる場合があることを前提に考えておきましょう。
XBOXコントローラーがあると快適に遊べるが慣れも必要かも
XBOXコントローラーをUSB接続及びBluetooth接続しておくとの設定画面で「コントローラー」の切り替え項目が出現します。

ですがBボタンが決定、AボタンがキャンセルになっておりAボタンが決定と先入観のある筆者は慣れるまでにしばらく違和感と間違いを繰り返し苦戦しました。
今回はXBOXコントローラーのみの検証になってしまいましたがPC接続できるコントローラーが一つあると便利です。
原神の必須 / 推奨スペック
Ryzen 5 7520U搭載のE1504FA-BQ366Wでも遊べることはわかりましたが「原神」の必須・推奨スペックのおさらいの意味で掲載したいと思います。
項目 | 必須スペック | 推奨スペック |
---|---|---|
OS | Windows 7 SP1/8.1/10 64bit | Windows 10/11 64bit |
CPU | Intel Core i5(第4世代)以上 | Intel Core i7(第7世代)以上 |
GPU | NVIDIA GT 1030 または UHD 630以上 | NVIDIA GTX 1060 6GB以上 |
メモリ | 8GB | 16GB |
ストレージ | 空き容量 30GB以上 | SSD 空き容量 150GB以上 |
Ryzen 5 7520Uは、推奨環境のCPU性能にはやはり若干劣るものの、統合グラフィックスとメモリの性能を考慮すれば、低~中程度のグラフィック設定で原神を快適にプレイできます。
ただし、推奨スペックのグラボNVIDIA GTX 1060はローエンド向けGPUといえどデスクトップPC向けのグラボです。
そのためRadeon 610Mよりかなり性能は上といえます。
原神が快適に遊べて20万円以内で購入可能なゲーミングPC
NEXTGEAR JG-A5G60

\ 通常モデル /
\ ホワイトカラーモデル /
- OS:Windows 11 Home
- CPU:AMD Ryzen 5 4500
- グラボ:NVIDIA GeForce RTX 4060
- メモリ:16GB
(8GB×2 / デュアルチャネル) - M.2 SSD:1TB
(NVMe) - 保証期間:3年間センドバック修理保証×
24時間×365日電話サポート
原神を快適に遊べるエントリー向けのゲーミングPCです。
約13万円とゲーミングPCの部類ではかなりお手頃な価格設定がされている。
(誤解の無いように言い訳しますが13万円は大金で大きな金額であることに間違いないです。)
CPUのRyzen5 4500は賛否両論ですが、マウスコンピューターのコスパ最強ゲーミングPCブランド「NEXTGEAR」の販売人気上位に君臨するモデルでもあります。
ゲームに一番大事なグラボはミドルクラスの代表格ともいえるRTX4060が搭載されており、メモリ16GB、SSD1TB搭載と実用的な構成内容となっている。
FRGKB550/M330/NTK

- OS:Windows 11 Home
- CPU:AMD Ryzen 7 5700X
- グラボ:NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti
- メモリ:32GB
(16GB×2 / デュアルチャネル) - M.2 NVMe SSD:1TB
【Gen4】 - 保証:1年センドバック
約18万円で購入でき、人気構成のAMD Ryzen 7 5700X×NVIDIA GeForce RTX 4060 Tiを搭載したモデル。
フロンティアのゲーミングPCはメモリ32GB搭載で価格が他社ブランドと比較しても安いのが特徴です。
原神は文句なしで快適に動作し、幅広いゲームを中~高設定で60fps~100fpsが出せるので20万円以下でも画質にこだわりたい方におすすめの1台といえます。
また、GKシリーズは比較的コンパクトなケース(幅215mm x 高さ347mm x 奥行401mm)ですので設置場所を選ばないのもポイント高いです!
G TUNE DG-I5G60

- OS:Windows 11 Home
- CPU:インテル Core i5-14400F
- グラボ:GeForce RTX 4060
- メモリ:16GB
(8GB×2 / デュアルチャネル) - M.2 SSD:1TB
(NVMe Gen4×4) - 無線:Wi-Fi 6E( 最大2.4Gbps )対応+
Bluetooth 5内蔵 - 保証期間:3年間センドバック修理保証×
24時間×365日電話サポート
原神を快適かつストレスなく遊ぶことができるゲーミングPCです。
CPUのインテル Core i5-14400Fはマルチタスク処理に優れておりゲーム以外にも簡単な動画編集もこなし、あらゆるPCゲームを中~高設定でも動作可能な性能を持っています。
構成内容は1世代前ですが無線標準搭載で、まだまだ現役で遊べるスペックを持っている魅力的なゲーミングPCです。
20万円以内でゲーム、クリエイティブの両立をしたい方におすすめしたい1台です。
NEXTGEAR J6-A7G60GN-A

- OS:Windows 11 Home
- CPU:AMD Ryzen 7 7840HS
- グラボ:GeForce RTX 4060 Laptop GPU
- メモリ:32GB
(16GB×2 / デュアルチャネル) - M.2 SSD:1TB
(NVMe Gen4×4) - パネル:16型 液晶パネル
(ノングレア / 165Hz対応) - 無線:Wi-Fi 6E+ Bluetooth 5内蔵
- 保証期間:3年間センドバック修理保証×
24時間×365日電話サポート
原神のすべて高設定にしても快適に遊べるNEXTGEARの約20万円のゲーミングノートPCです。
原神以外にも幅広いゲームが楽しめてコスパ最強モデルというにふさわしいモデルです。
最近発売されたモンハンワイルズも遊べるスペックでCPU、GPUともにデスクトップPC並みの性能を誇り、メモリ32GB搭載、20万以下のゲーミングノートで165Hzのパネルを搭載している点からも評価が高いです。
(通常、このスペック、価格帯だと144Hzが主流です。)
30万円台でコスパ最強ゲーミングPCの筆者一押しのモデルの紹介
G TUNE DG-I7G7S

- OS:Windows 11 Home
- CPU:インテル Core i7-14700F
- グラボ:NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER
- メモリ:32GB
(16GB×2 / デュアルチャネル) - M.2 SSD:1TB
(NVMe Gen4×4) - 無線:Wi-Fi 6E+ Bluetooth 5内蔵
- 保証期間:3年間センドバック修理保証×
24時間×365日電話サポート
人気構成のゲーミングPCで長らく在庫なし状態が続いていたモデルが復活しました!
インテル Core i7-14700F×NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER×メモリ32GBと実用的なスペックを持っており、PCゲームから動画編集、ゲーム実況もこなす万能型ゲーミングPCです。
正直、このモデルを選択しておいて損はしないといっても過言ではないですし、モンハンワイルズのような重いゲームも快適に動作するのでおすすめです。
特にフルHD(1980×1080)で多くのゲームの設定を「ウルトラ」にしても100fpsの維持が可能。
QHD(2560×1440)の設定を「高」もしくは「ウルトラ」にしても60fpsの維持は可能な性能といえます。
ただし、4K(3840×2160)での「中」、「高」設定では30fps以下になると予想されるのでQHDまでの範囲でのプレイが望ましいモデルです。
まとめ
原神はRyzen 5 7520U搭載のグラボ(GPU )なしのノートPCでも動作することがわかりました。
ですが、幅広いPCゲームを遊びたい場合はやはりゲーミングPCがおすすめです。
10万円台~20万円以内でも快適に遊べるモデルが多く、30万円台のG TUNE DG-I7G7Sを選択しておくと今後発売されるPCゲームにも十分に対応できるといえます。

最後までお読み頂き誠にありがとうございました。