この記事では原神は一般ノートPCでも動くのかを実機をもとに検証し解説したいと思います。
使用したノートPCはAmazon限定モデル『Ryzen 5 7520U搭載』のASUSE1504FA-BQ366Wです。価格はセール特価で69,800円でした。
結論として上記のグラボなしノートPCでも遊ぶことができます。
どの程度の設定で安定して動作するのか詳しく解説しますので参考にどうぞ。
また、原神をはじめ幅広いゲームを快適に動作するゲーミングPCもあわせて紹介するので最後までご覧ください。
・2025年7/31に登場したモデルが早くもセール対象製品として登場!
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筆者が購入した約7万円のRyzen 5搭載ノートPC概要


| 項目 | 詳細 | 
|---|---|
| 型番 | E1504FA-BQ366W | 
| 製品名 | ASUS ノートパソコン Vivobook Go 15 E1504FA | 
| OS | Windows 11Home | 
| プロセッサ | Ryzen 5 7520U | 
| グラフィック (CPU内蔵) | Radeon 610M (シェーダー数128) | 
| メモリ | 16GB | 
| ストレージ | SSD 512GB | 
| オフィスソフト | WPS Office | 
| バッテリー駆動時間 | 約11.7時間 | 
| 重量 | 1.63kg | 
| 色 | ミックスブラック | 
Ryzen 5 7520Uは、AMDのエントリークラスのCPUで主に薄型軽量ノートPC向けに設計されているのが特徴です。
このモデルは通常メモリ8GBですがAmazon限定仕様で16GBと実用的な容量を備えています。
そのためCPU内蔵グラフィックは独立したビデオメモリを備えておらず、メインメモリの一部と共有になるため16GBの容量はありがたいです。
またZen 2アーキテクチャを採用、4コア8スレッドの構成で、ベースクロックが2.8GHz、最大ブーストクロックが4.3GHzと性能面でのバランス重視型のCPUといえます。
TDPは15Wと低消費電力のおかげで、日常的な作業(エクセル、ワード、事務)などの軽い作業がメインの方に適しています。
内蔵グラフィックスはRadeon 610Mを搭載しており、NVIDIAのエントリーレベルのGPUであるGeForce GTX 1050やGTX 1650に近い性能を持つ。
さらに、Ryzen 5 7520UはDDR5-5500メモリをサポートし、デュアルチャネル構成により効率的なデータ転送を可能で高速通信規格 Wi-Fi 6Eにも対応しているので普段使いのノートPCとしては文句なしのスペックです。
原神をグラボなしノートPCで実際にプレイしてみた
「低」設定でのプレイをしてみた感想


最初は画質設定を「低」のフレームレート30、他の細かい設定項目も「低」にしてプレイしました。
映像はややボヤっとした感じはありますが、グラボなしノートPCでもカクつくこともなく普通に遊べちゃったことに驚きました。
しかも映像も乱れるわけでもなく攻撃アクションの遅延もほぼないといった優秀さです。
下記の画像は「低」設定ですがこの映像でも十分に満足できるレベルです。
個人的感想ですが、映像はPS3以上PS4以下といったところです。




タスクマネージャーを開いてプレイ時のパフォーマンスを見ましたが、「低」設定で赤矢印のGPU(内臓グラフィックス)の使用率は100%が目立つ。
逆にCPUの使用率は25%~40%ほどとあまり負荷がかかっていない模様。
また、メモリの一部をビデオメモリとして共有しているため常時11GBほどの使用率な点を挙げるとグラボ搭載していないPCは16GB必須といえそうです。
原神の映像設定をすべて「高」にした結果


どこまで遊べるか調べるためすべての項目を「高」に設定しました。
ちなみに原神はフレームレート60以上の設定はできないです。
結果、戦闘時やカメラ移動させた時映像が乱れたり飛んだりします。


上記の画像はすべての項目を「高」にした状態でのプレイ画面。
GPUの使用率は「低」設定時には、ほぼ100%の稼働率だったんですが、「高」設定にした際は何故か94%の使用率へと下がっている謎現象が発生。
バッテリー残量はみるみる減っていきファンの音はかなり大きくなるためマシンへの負担が大きいので「高」設定でのプレイはやめた方がよさそうです。
正直「低」設定との映像差はあまり感じないといった印象が強いですが、カーソル移動の遅延、敵への攻撃、ジャンプなど全体的にもっさりとした動きになりました。
ですが、ゲームが強制終了するといったことはないので原神は低スペックのグラボなしノートPCでも十分に遊べるといった証明にはなったかなと思います。
ただし、原神の今後のアップデート次第でスペック不足で起動すらしないといったケースも出てくる場合があることを前提に考えておきましょう。
XBOXコントローラーがあると快適に遊べるが慣れも必要かも
XBOXコントローラーをUSB接続及びBluetooth接続しておくとの設定画面で「コントローラー」の切り替え項目が出現します。


ですがBボタンが決定、AボタンがキャンセルになっておりAボタンが決定と先入観のある筆者は慣れるまでにしばらく違和感と間違いを繰り返し苦戦しました。
今回はXBOXコントローラーのみの検証になってしまいましたがPC接続できるコントローラーが一つあると便利です。
原神の必須 / 推奨スペック
Ryzen 5 7520U搭載のE1504FA-BQ366Wでも遊べることはわかりましたが「原神」の必須・推奨スペックのおさらいの意味で掲載したいと思います。
| 項目 | 必須スペック | 推奨スペック | 
|---|---|---|
| OS | Windows 7 SP1/8.1/10 64bit | Windows 10/11 64bit | 
| CPU | Intel Core i5(第4世代)以上 | Intel Core i7(第7世代)以上 | 
| GPU | NVIDIA GT 1030 または UHD 630以上 | NVIDIA GTX 1060 6GB以上 | 
| メモリ | 8GB | 16GB | 
| ストレージ | 空き容量 30GB以上 | SSD 空き容量 150GB以上 | 
Ryzen 5 7520Uは、推奨環境のCPU性能にはやはり若干劣るものの、統合グラフィックスとメモリの性能を考慮すれば、低~中程度のグラフィック設定で原神を快適にプレイできます。
ただし、推奨スペックのグラボNVIDIA GTX 1060はローエンド向けGPUといえどデスクトップPC向けのグラボです。
そのためRadeon 610Mよりかなり性能は上といえます。
当ブログがおすすめする『DAEMON X MACHINA TITANIC SCION』が快適にプレイできるモデル4選!
ここからは筆者独自の考えで、『DAEMON X MACHINA TITANIC SCION』の快適に遊べるゲーミングPCを4つ選定させて頂きました。
すべてのモデルで推奨スペックを同等もしくは上回っており、WQHD、4K環境でも快適にプレイできるモデル、セット品も一部紹介するので参考にどうぞ!



これから紹介するモデルは体験版で紹介した筆者愛用PCより遥かに高性能なゲーミング群ですので安心・安定な環境でプレイできます。
NEXTGEAR JG-A7G6T(ホワイト5点セット)


| OS | Windows 11 Home | 
| CPU | AMD Ryzen 7 5700X | 
| グラボ | NVIDIA GeForce RTX 5060Ti (16GB) | 
| メモリ | 16GB | 
| ストレージ | 1TB | 
| 保証期間 | 3年間 | 
| セット内容 | ・[ 23.8型モニター IPS方式] ⇒G-MASTER GB2470HSU-B6 ・Logicool G304rWHマウス ・G515-WL-LNWHキーボード ・Logicool G435WHヘッドセット | 
| 価格 | 214,800円 | 
9月11日に新発売したNEXTGEARスターター5点セットです。
原神以外にもsteamのゲームの大半を高設定でも安定したプレイが可能な性能を持ちます。
ゲーミングPCを初めて購入する方に「何を揃えたらいいの?」などの迷い、悩みを一度に解決してくれるお得で人気デバイスが揃う優れものです。
ただし、一つ残念な点はコントローラーが含まれておらず別途購入が必要です。
ちなみに筆者おすすめコントローラーはXBOXコントローラーです。
PC(Windows)純正品で相性抜群ですし接続も簡単です。
昨今の物価高もありますし無難な製品を選ぶという意味でも一番の推しコントローラーです。
Amazonにて期間限定セール中
⇒「純正品 ロボットホワイト8,910円→6,339円」
NEXTGEAR JG-A7G70




| OS | Windows 11 Home | 
| CPU | AMD Ryzen 7 5700X | 
| グラボ | NVIDIA GeForce RTX 5070 | 
| メモリ | 16GB | 
| ストレージ | 1TB | 
| 保証期間 | 3年間 | 
| 価格 | 199,800円 | 
先ほども紹介しましたが、マウスコンピューターのコスパ最強ブランド『NEXTGEAR』です。
『原神』を高設定でプレイでき、ミドルクラスのゲーミングPCながら本作の美麗映像、迫力のあるアクションを存分に味わえます。
また、初めてゲーミングPCを購入する方にとって価格と性能のバランスが非常に優れているのが魅力です。
ただし本作をプレイする上で、あくまでもフルHD・WQHD解像度を想定しているため4K解像度ではややパワー不足に感じる可能性は高いのでご注意を。
まとめ
原神はRyzen 5 7520U搭載のグラボ(GPU )なしのノートPCでも動作することがわかりました。
ですが、幅広いPCゲームを遊びたい場合はやはりゲーミングPCがおすすめです。
そして原神はもともとスマホゲームでもあるため動作要件は低く設定されています。
フルHD解像度での運用を目的とするのであれば10万円台~20万円以内のゲーミングPCで十分快適に遊べますし、steamのPCゲームの大半を快適にプレイすることも可能です。
最後にゲーミングPCは性能を追い求めればきりがないです。
自身のプレイしたいゲームタイトル、プレイ環境をどこで妥協するかが重要となるのでお忘れなく。



最後までお読み頂き誠にありがとうございました。




