ゲーミングPCの性能を測る方法の一つに「ベンチマークソフト」があります。
この記事では、ゲームメーカー公式が配布している無料のベンチマークソフトの紹介と、実際に使用しているRTX 3050 Laptop GPU搭載ゲーミングPCの測定結果をお届けします。
PCのパフォーマンスを把握し、より快適なゲーム環境を整えるための参考になればと思います。
ゲームのベンチマークソフトは6つ!
日本語名称 | 英語名称 |
---|---|
ファイナルファンタジーXIV | Final Fantasy XIV |
ファイナルファンタジーXV | Final Fantasy XV |
ドラゴンクエストX オンライン | Dragon Quest X Online |
モンスターハンターワイルズ | Monster Hunter Wilds |
ストリートファイター6 | Street Fighter 6 |
ファンタシースターオンライン2 ニュージェネシス | Phantasy Star Online 2: New Genesis |

各リンクよりダウンロード⇒インストール⇒実行の順番に進み、流れる映像を観ながら5~10分ほど待つと最後に結果が表示されます!
ベンチマークソフトとは何ぞや?という人に
ベンチマークソフトは、ゲーミングPCの 性能を測るテストツール
ベンチマークソフトは、ゲーミングPCの パワーやスピードを数値化 してくれるソフトです。
例えば、グラフィックカードやCPUの 処理速度 をチェックして、「このPCはどれくらい快適にゲームができるか?」を判断するのに役立ちます。
プレイしたいゲームが動作するかの目安になる
ゲームによって必要なスペックは違うので、ベンチマークソフトを使えば、自分のPCがどれくらいの性能を持っているのか 客観的に確認 できます。
特に、新しいゲームをプレイするときに「設定をどこまで上げられるか?」をチェックするのに便利です。
ベンチマークソフトを使ってみた
RTX 3050 Laptop GPU搭載PCでベンチマークソフトを動かす
使用するのはRTX 3050 Laptop GPU搭載ゲーミングノートPCです。
ASUS ゲーミングノートPC TUF Gaming A15 FA506NCR
簡易ですがスペックは以下の通りです。
CPU | AMD Ryzen 7 7435HS (8コア / 16スレッド) |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop GPU (最大75W) |
メモリ | 16GB DDR5-4800 (SODIMMスロット×2、空きなし) |
ストレージ | 512GB (PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2) |
もっと詳しい詳細を知りたい人は画像下の「スペックを表示する」をタップorクリック!




スペックを表示する
OS | Windows 11 Home 64ビット |
カラー | グラファイトブラック |
サイズ・重量 | 幅359.8mm × 奥行き256mm × 高さ22.8~24.5mm / 約2.3kg |
ディスプレイ | 15.6型ワイドTFTカラー液晶 (ノングレア) / 1920×1080ドット / 144Hz |
バッテリー駆動時間 | 約1.8時間 (動画再生時) / 約3.3時間 (アイドル時) |
消費電力 | 最大約180W |
CPU | AMD Ryzen 7 7435HS (8コア / 16スレッド) |
メモリ | 16GB DDR5-4800 (SODIMMスロット×2、空きなし) |
ストレージ | 512GB (PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2) |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop GPU (最大75W) |
キーボード | 103キー日本語キーボード (RGB イルミネート、JIS配列) |
ポインティングデバイス | マルチタッチ・タッチパッド |
Webカメラ | 92万画素Webカメラ内蔵 |
オーディオ | ステレオスピーカー (2W×2)、アレイマイク内蔵、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 |
外部ディスプレイ出力 | HDMI×1、Type-C×1 |
USBポート | USB3.2 (Type-C/Gen2) ×1 (データ転送・映像出力サポート)、USB3.2 (Type-A/Gen1) ×3 |
通信機能 | LAN: 1000BASE-T / 100BASE-TX / 10BASE-T (RJ45)、無線LAN: IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6)、Bluetooth 5.3 |
Office | – (なし) |
その他 | PC Game Pass (3ヶ月利用権) |
保証 | 本体: 購入日より12ヵ月間インターナショナル保証+ASUSのあんしん保証 (日本国内保証・要登録)バッテリー・ACアダプター: 購入日より12ヵ月間の日本国内保証 |
付属品 | 製品マニュアル、製品保証書、ACアダプター (電源ジャック給電対応) |
購入金額 | 119,800円(税込) |
PCゲームのベンチマークソフトは6つのタイトルで実施
すべて無料で使えます!
日本語名称 | 英語名称 |
---|---|
ファイナルファンタジーXIV(FF14) | Final Fantasy XIV |
ファイナルファンタジーXV(FF15) | Final Fantasy XV |
ドラゴンクエストX オンライン | Dragon Quest X Online |
モンスターハンターワイルズ | Monster Hunter Wilds |
ストリートファイター6 | Street Fighter 6 |
ファンタシースターオンライン2 ニュージェネシス | Phantasy Star Online 2: New Genesis |
テストをする上でのソフトの設定は以下の通りです。
・スペック要件の高いモンハンワイルズのみ任意設定で実施
(高設定はベンチマークソフト側より非推奨となり未測定)
・基本的にベンチマークソフトのデフォルト設定で実施
ファイナルファンタジーXIV(FF14)


ベンチマークソフト
ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシーでベンチマークテストを一番最初に実施。
デフォルトで「高品質(デスクトップPC)」モードでベンチマークテストが開始されますので設定を変更しなくても大丈夫です。
ベンチマーク測定中は美麗な映像が流れて5~10分ほどで待てば測定結果が出ます。



結果は「10401の快適」でした。
RTX 3050 Laptop GPU搭載ゲーミングノートPCとしては中々良い結果ではないでしょうか。


ファイナルファンタジーXV(FF15)


ベンチマークソフト
こちらも設定をいじることなくベンチマークテストを開始しました。
ベンチマークソフトが自動的に使用PCの最適な設定にする仕様と思われます。
そのためデフォルトの設定は「標準品質」で1980×1080のウインドウモードです。



結果は「4014の普通」でした。
映像にこだわらなければプレイに支障は出ないです。
ファイナルファンタジーXV(FF15)は美麗映像が特徴で推奨スペックは比較的高めです。
高画質設定でのプレイには高性能なゲーミングPCは必須で、スコア12000以上が「快適に遊べる」ようです。
そのため高画質で遊ぶには13世代Core i7×RTX4070以上が推奨です。


ドラゴンクエストX オンライン


ベンチマークソフト
ドラクエ10の推奨スペックはかなり軽いのでオンボードグラフィックのノートPCやミニPCでも遊べるのが特徴。
RTX 3050 Laptop GPU搭載ゲーミングノートPCでも「最高品質」でスコアは「16576のすごく快適」でした。
そのため10年前の古めのデスクトップPCでもじゅうぶん遊べるのかなという印象です。


モンスターハンターワイルズ


ベンチマークソフト
モンハンワイルズは推奨スペックがかなり高いことで有名で最高設定で遊ぶには高性能ゲーミングPCが必須。
RTX 3050 Laptop GPUのゲーミングノートPCではやはり性能不足で「最低」でも30fpsほどとなりました。


試しに中設定にしましたがベンチマークテストの結果は「動作困難」との結果。
(下記の画像⇓)
RTX 3050 Laptop GPUのメモリ不足が最大の原因と思われます。


ストリートファイター6


ベンチマークソフト
ストリートファイター6の動作スペックは比較的高いですが、ネット対戦時にはPCスペックの平等性と遅延問題を考慮するため対戦中は60fps上限となります。
そのためRTX 3050 Laptop GPUのゲーミングノートPCでも「問題なくプレイできます」との結果に。
スコアは83/100と申し分ないですし最新の高性能PCは必須ではないです。


ファンタシースターオンライン2 ニュージェネシス


ベンチマークソフト
『ファンタシースターオンライン』は、2000年12月21日 に ドリームキャスト 用ソフトとして初登場しセガのソニックチームが開発したオンラインRPGで家庭用ゲーム機でのオンラインプレイを本格的に広めた作品のひとつです。
調べたところスコア10000以上が快適にプレイする指標でRTX 3050 Laptop GPUゲーミングノートPCだとスコアは「2792」とかなり低いです。
設定を下げれば問題なく遊べますが、それではPCで遊ぶメリットがなくなるので最低でも13世代Core i5×RTX4060のデスクトップPCでプレイするのが良いでしょう。


ゲーム以外にも試せる無料のベンチマークソフト
CInebench


ベンチマークソフト
Cinebenchとは、CPUやGPUの性能を測定するためのベンチマークソフトです。特に、CPUの処理能力を評価するのに使われることが多く、3Dレンダリングの処理速度をテストできます。
またクリエイターさんやガチゲーマーさんが、自分のPCの性能を確認するのによく使うツールでもあります。


①が自身の使っているパソコンのスコアになります。測定にはそこそこ時間がかかります。
②はCPUパワーランキングが載せてあり自分のPCと比較することができます。なお、②側の赤矢印はGPU・CPU(シングルコア)・CPU(マルチコア)のスコアを切り替えて比較できます。
ただし参考程度に考えて良いかと。
3DMark


ベンチマークソフト
ベンチマークソフトとしてよく使われるもので「3DMark」があります。こちらはあらかじめsteamのアカウントの取得が必要でダウンロードとインストールも必要です。
今回は「3DMark」の進化版?の「3D Mark STEELNOMAD」ソフトでベンチマークテストを実施。


結果、何度も測定を試みましたがエラーが起こり正しいスコアが表示できませんでした。
そのためこの記事では「3D Mark STEELNOMAD」ベンチマークソフトがあることを知ってもらえるだけでもうれしいです。
ベンチマークソフトのまとめ
この記事では主にゲームの公式から出ているベンチマークテストのソフトを中心に紹介しました。
自分の使っているパソコンの性能をスコア化してくれるのでゲームなどをプレイする前のスペックの比較や目安となるので大変便利です。
ただしベンチマークソフトの多くはダウンロード⇒インストール⇒実行⇒結果と4段階の手間と時間がかかるので時間には注意を。
好きなタイトルや先ほど紹介したゲームのベンチマークソフトを1つだけ入れて測定するでもいいので使ってみてください!
使用したゲームのベンチマークソフトは6つ!
日本語名称 | 英語名称 |
---|---|
ファイナルファンタジーXIV | Final Fantasy XIV |
ファイナルファンタジーXV | Final Fantasy XV |
ドラゴンクエストX オンライン | Dragon Quest X Online |
モンスターハンターワイルズ | Monster Hunter Wilds |
ストリートファイター6 | Street Fighter 6 |
ファンタシースターオンライン2 ニュージェネシス | Phantasy Star Online 2: New Genesis |
モデル名 (画像) | ![]() ![]() NEXTGEAR JG-A5G60(スターター5点セット) | ![]() ![]() NEXTGEAR JG-A7G60 | ![]() ![]() NEXTGEAR JG-A7G6T | ![]() ![]() G TUNE DG-A7G70(ホワイトカラーモデル) | ![]() ![]() G TUNE P5-I7G60WT-B |
おすすめ度 | |||||
CPU | Ryzen 5 4500 | Ryzen7 5700X | Ryzen 7 7800X3D | Ryzen 7 9700X | Core i7- 13620H |
CPUクーラー | 空冷 | 水冷 | 水冷 | 水冷 | ー |
グラボ | RTX4060 | RTX4060 | RTX 5060 Ti (16GB) | RTX 5070 | RTX 4060 Laptop GPU |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB | 32GB | 16GB |
ストレージ | 500GB (NVMe) | 1TB (NVMe Gen4×4) | 1TB (NVMe Gen4×4) | 1TB (NVMe Gen4×4) | 500GB (NVMe Gen4×4) |
通常保証 | 3年 | 3年 | 3年 | 3年 | 3年 |
分割払い目安 (36回まで無料) | 約4,720円/月 | 約4,580円/月 | 約6,662円/月 | 約9,100円/月 | 約5,550円/月 |
送料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
価格 (税込) | 169,900円 | 164,800円 | 239,800円 | ⇒327,500円 6/4 10:59まで | 199,800円 |
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