Ryzen7 5700Xのゲーム性能と2025年でも戦える理由を解説!

当ページのリンクには広告が含まれています。

2022年に登場したZen 3世代の8コア16スレッドCPU、Ryzen 7 5700X

2025年の今、「Ryzen 7 5700X」はもはや“型落ち”という表現では語れない“コスパ最強CPU”といえます。

結論として「 Ryzen7 5700X 」は2025年の現在でもBTO PCメーカー人気上位を誇り、重いゲーム代表格のモンハンワイルズも高設定で動かせるほどのスペックを持ちます。

この記事では「 Ryzen7 5700X 」のゲーム性能と2025年の今でも戦える理由を解説しますので最後までご覧ください!

目次

Ryzen7 5700Xのスペックと解説

スクロールできます
アーキテクチャZen 3
製造プロセス7nm
コア/スレッド数8コア/16スレッド
ベースクロック3.4GHz
最大ブーストクロック4.6GHz
L2キャッシュ4MB
L3キャッシュ32MB
対応メモリDDR4-3200(OCで最大3600MHz)
対応ソケットAM4
TDP(熱設計電力)65W
内蔵グラフィックス非搭載
発売時期2022年4月(国内流通は2022年以降)

Ryzen 7 5700Xは、AMDのZen 3アーキテクチャを採用したバランス型の高性能CPUです。8コア16スレッド構成により、ゲーミングだけでなく動画編集や3Dモデリング、配信など幅広い用途に対応できます。

注目すべきは、TDPがわずか65Wにもかかわらず、最大4.6GHzの高クロック動作が可能な点。これは、冷却性能の高い空冷ファンや簡易水冷と組み合わせることで、静音と性能を両立させやすいというメリットにもつながります。

また、DDR4メモリに対応し、B550やX570などの成熟したAM4プラットフォーム上で使用できるため、構成コストを抑えた自作やアップグレードにも最適です。最新世代と比較するとやや古さはありますが、実際のベンチマークでも現行GPUとの組み合わせでフルHD~WQHD環境で高フレームレートを維持できます。

Ryzen7 5700Xのゲーム性能は『モンハンワイルズ』で実証済み

引用元:カプコン公式サイト

『モンハンワイルズ』の推奨CPUとして挙げられているのはRyzen 5 5500・Core i5-12400ですが、これはあくまで「快適に動作する最低限の指標」にとどまっています。

対して、Ryzen 7 5700Xは多くのユーザーが参加したベータテストや、販売各社が展開するBTOゲーミングPCにおける検証環境でも、5700XはフルHD解像度・高画質設定において平均90fpsを安定して維持しており、想像以上に余裕のあるパフォーマンスを発揮していることがネットなどの情報でわかります。

特に、RTX5060・RTX5060Tiの組み合わせでは、戦闘中のエフェクト演出や巨大モンスターの挙動が激しい場面でも描画が破綻することなく、なめらかで快適なハンティングを堪能できるという実地報告が続々と上がっています。

さらに、DLSSやFSRなどのフレーム生成技術を併用すれば、60fps以上のフレームレートを容易に確保できるため、5700Xはグラフィックスボードの実力をしっかりと受け止められるCPUとして、多くのプレイヤーから再評価されています。

Ryzen7 5700Xを買い求めるユーザーはまだまだ多い

引用元:Amazon

通販大手のAmazonを調べたところ過去一カ月で400点以上購入されているようで「 Ryzen7 5700X 」はまだまだ人気です。

レビューの更新も2025年6月の今でもあり「 省電力で発熱が少なめ」「古めのCPUだが 値段が手ごろで実用的な性能を併せ持つ 」との満足した意見でした。

そしてもう一つは動画編集などクリエイティブ作業もこなすのでメインマシンとしても使えるとの意見もありました。

発売してもうすでに3年以上経っているにも関わらずここまで長く使われるのもRyzen7 5700Xの魅力と実力の賜物ではないでしょうか。

Ryzen 7 5700Xのクリエイティブ性能は想像以上に優秀

引用元:Amazon

Ryzen 7 5700Xは、ゲーム用途だけでなく動画編集や画像加工、3D制作といったクリエイティブな作業にも十分対応できる実力派のCPUです。

Adobe Premiere ProやDaVinci Resolveなどの動画編集ソフトでは4K素材のタイムライン編集もストレスなく行え、エンコード時間もRyzen 5 5500と比べておよそ30%近く短縮されます。

加えて、HandBrakeなどの変換ソフトでも、H.264→H.265などの負荷の高い処理を滑らかにこなせることがベンチマークで実証されています。

Ryzen 7 5700Xが適した人、適さない人

Ryzen 7 5700Xは、2025年現在でも高いコストパフォーマンスを誇るCPUですが、すべてのユーザーに最適というわけではありません。以下に「適した人」と「適さない人」の特徴をわかりやすくまとめました。

Ryzen 7 5700Xが適していない人

スクロールできます
タイプ理由
最新世代の性能を求めるハイエンドゲーマーRyzen 7 7700XやCore i7-14700Kと比べると、シングルスレッド性能やDDR5対応で劣る。
内蔵GPU付きCPUを探している人グラフィック機能が非搭載のため、グラボが必須。
将来的にAM5プラットフォームへ移行したい人AM4は今後の拡張性が限られており、長期的なアップグレードには不向き。
超軽量・超小型PCを組みたい人65Wとはいえ、ファンレスや極小ケースにはやや不向き。
AI処理や最新のAVX512命令を活用したい人最新世代の命令セットやAIアクセラレーションには非対応。

Ryzen 7 5700Xが適している人

スクロールできます
タイプ理由
コスパ重視のゲーマー2万円台で8コア16スレッド、RTX 4060~5070クラスと好相性。フルHD~WQHDで快適に遊べる。
既存AM4環境を活かしたい人B450/B550マザーやDDR4メモリをそのまま使えるため、アップグレードコストが低い。
静音・省電力志向のユーザーTDP65Wで発熱が少なく、空冷でも静かに運用可能。
動画編集や軽い3D制作をするクリエイターマルチスレッド性能が高く、Premiere ProやBlenderでも十分な処理速度を発揮。
セカンドPCや配信用PCを構築したい人安価で高性能なため、サブ機にも最適。

Ryzen7 5700Xのグラボの相性は?

Ryzen 7 5700Xは、RTX5060〜RTX5070のミドル〜ミドルハイクラスのGPUと非常に相性の良いCPUです。

8コア16スレッドという構成により、フルHD~WQHD解像度でのゲームプレイにおいて高フレームレートを維持するための十分な処理能力を備えています。

以下に詳しく解説しているので参考にしてください。

スクロールできます
GPUモデル解像度の目安相性コメント
RTX 4060 / 4060 Ti
RTX5060 / RTX5060Ti /
RX9060XT / RX9070
フルHD(1080p)5700Xの性能を無駄なく活かせるベストバランス。
RTX 4070 / 4070 SUPER
RX 7700 XT / RX 7800 XT
RTX 5070 / RX9070
フルHD~WQHD高画質設定でも安定。配信や軽い編集にも対応。
RTX5070 Ti
RX9070XT
WQHD~4Kゲームによっては若干のCPUボトルネックが出る。
RTX 5080 / RX7900 XTXWQHD~4KGPU性能が高すぎて、5700Xでは性能を持て余す。
RTX 50904K~8K完全にオーバースペック。CPUが足を引っ張る。

ゲームジャンル・タイトル別の最適性

Ryzen 7 5700Xは、8コア16スレッドの構成により、マルチスレッド性能と高クロック性能のバランスが非常に優れたCPUです。

特に1080p〜1440pのゲーミング環境では、GPU性能をしっかり引き出しつつ、CPUボトルネックを回避できます。

FPSやバトロワ系のゲーム(Apex Legends、Valorant、Warzoneなど)では、高フレームレートを安定して維持できるため、144Hz以上のモニターとの相性も抜群です。

MMORPGやRPG(FF14、Lost Arkなど)では、同時処理が多い場面でも安定した動作が可能で、配信や録画との併用にも強みがあります。

一方で、GPU依存度が高いオープンワールド系(Cyberpunk 2077、Assassin’s Creedなど)でも、Ryzen 7 5700Xは十分な処理能力を持っており、GPUの性能を引き出す土台として非常に優秀です。

スクロールできます
ジャンル適性評価推奨タイトル例コメント
FPS / バトロワApex Legends、Warzone、Valorant高fps維持が可能。144Hz環境でもCPUボトルネックなし
オープンワールドCyberpunk 2077、Assassin’s Creed ValhallaGPU依存が強いが、5700Xでも安定した動作が可能
MMO / RPGFF14、Lost Ark、ESOマルチスレッド性能が活きる。配信との両立も可能
シミュレーション / RTSCities: Skylines II、Total WarシリーズCPU負荷が高めでも、8C/16T構成で快適に動作
軽量 / インディー系Hades、Stardew Valley、Celeste省電力で静音性も高く、長時間プレイに向いている

Ryzen 7 5700X搭載のゲーミングPC紹介

2025年8月時点でRyzen 7 5700Xと相性の良いと感じるモデルを5つ紹介します。

ゲーム・クリエイティブ作業とバランスよくこなせるモデルを選択していますので購入検討されている方は参考にしてください。

なお、紹介するBTO PCブランドはマウスコンピューターの「 GTUNEとNEXTGEAR 」です。

コスパの良さと標準で水冷クーラー搭載・3年保証付きとパソコン初心者さんにやさいしいブランドです。

スクロールできます
Ryzen7 5700X 搭載おすすめゲーミングPC5選
画像
G TUNE DG-A7G60

NEXTGEAR JG-A7A70

NEXTGEAR JG-A7G6T

NEXTGEAR JG-A7G70(ホワイト)

NEXTGEAR JG-A7G6T(ホワイト5点セット)
CPURyzen 7 5700X
グラボRTX 5060RX 9070RTX 5060 Ti (16GB)RTX 5070RTX 5060 Ti (16GB)
メモリ16GB16GB 16GB16GB16GB
容量1TB1TB1TB1TB1TB
公式サイト詳細詳細詳細詳細詳細
価格199,800円219,800円174,800円199,700円242,800
価格は執筆時のものです。

他にも「Ryzen 7 5700X搭載」モデルを確認したい方は以下も確認してみてください。

一部をモデル除きマウスコンピューターのゲーミングPCは40件あります。

まとめ

  • 2年ほど前のCPUであるにも関わらず性能と価格のバランスが優秀なため、BTOメーカーで人気。
  • シングルタスク処理はやや苦手でスコアが思ったより伸びない。
  • マルチタスク処理が得意でゲームはもちろん、動画編集などに優れた性能を発揮する。
  • TDPが比較的低いので、発熱が抑えられて静音性に優れたパソコンを構築できる。
  • Ryzen 7 5700XGeForce GTX 4060との相性は抜群で多くのゲームタイトルで60fps以上が維持でき、競技性の高いFPSでも十分な性能を発揮する。
  • 中〜高設定でも多くのゲームが60fpsを超える性能を発揮して滑らかなゲーム体験ができる。
スクロールできます
Ryzen7 5700X 搭載おすすめゲーミングPC5選
画像
G TUNE DG-A7G60

NEXTGEAR JG-A7A70

NEXTGEAR JG-A7G6T

NEXTGEAR JG-A7G70(ホワイト)

NEXTGEAR JG-A7G6T(ホワイト5点セット)
CPURyzen 7 5700X
グラボRTX 5060RX 9070RTX 5060 Ti (16GB)RTX 5070RTX 5060 Ti (16GB)
メモリ16GB16GB 16GB16GB16GB
容量1TB1TB1TB1TB1TB
公式サイト詳細詳細詳細詳細詳細
価格199,800円219,900円179,800円209,700円242,800
価格は執筆時のものです。
やっしー

最後までご覧いただきありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次