『AMD Ryzen7 5700X』は、2022年4月14日に発売され2年ほど経ちますが、BTOパソコンメーカーでまだまだ現役の人気CPUでロングセラー商品。
8コア16スレッドで基本クロック3.4GHzと高く、最大ブーストクロック時には4.6GHzに達する。
性能がとても優れており特にマルチタスク処理が得意なCPUです。
また、『AMD Ryzen7 5700X』はコストパフォーマンスに優れており、ゲーミングパソコンの購入する際でも競合のIntelのCore i5-14400より安く、タイトルによっては最新のゲームも最高設定でプレイできるので非常に人気のCPU。
この記事では『AMD Ryzen7 5700X』を簡潔にご紹介したいと思います。
CPU性能
シングルスレッド能力:
シングルスレッド性能が前世代モデルより強化されているものの、競合のIntel Core i5-14400より性能は低い。
マルチスレッド能力:
8コア16スレッドの構成のため、ゲームプレイを配信したり、バックグラウンドで他のタスクを実行する際でも動作がスムーズで得意。
例えば、ゲームをしながらゲーム実況をしたり、マルチスレッド処理に必要な写真編集、動画編集などは得意。
TDP:
65Wと比較的低消費電力なので、発熱も抑えられる。
そのため、静音性が高いPCを構築することが可能です。
金額:
2024年9月時点でCPU単体販売金額:
『AMD Ryzen7 5700X』は、22,480円。
対して、競合のCore i5-14400は35,289円と、約12,809円の差がある。
同等性能のCPUを選択するなら『AMD Ryzen7 5700X』がとてもお得でコストパフォーマンスが高い。
BTOメーカーで性能と金額のバランスがいいので今なお販売されている理由でもある。
得意とする用途:
- ゲーム
- 動画編集
- 写真編集
AMD Ryzen7 5700XとGeForce GTX 4060との相性と性能
相性は抜群
AMD Ryzen 7 5700XとGeForce GTX 4060の組み合わせは、特に1080p解像度でのゲームプレイにおいて非常に優れたパフォーマンスを発揮する。
ゲーミングパソコンを初めて購入される方やしっかりとした性能は欲しいけど、少しでも予算を抑えたい方にオススメの構成。
. ゲーム性能の具体例:
- 1080p解像度:
多くのAAAタイトルで60fps以上、特に競技系のFPS(「Apex」や「Valorant」)では、120fps以上を期待できる。 - 1440p解像度:
中〜高設定でも多くのゲームが60fpsを超える性能を発揮して滑らかなゲーム体験が可能。
総合評価:
- Ryzen 7 5700XとGeForce GTX 4060は、コストパフォーマンスに優れたゲーミングPCの構成として非常にバランスが取れいる。
- 特に1080pから1440pでのゲームプレイを考えている方には最適。
- 16万円台で購入するなら、Ryzen 7 5700XとGeForce GTX 4060の組み合わせがオススメ。
まとめ
- 2年ほど前のCPUであるにも関わらず性能と価格のバランスが優秀なため、BTOメーカーで人気。
- シングルタスク処理はやや苦手でスコアが思ったより伸びない。
- マルチタスク処理が得意でゲームはもちろん、動画編集などに優れた性能を発揮する。
- TDPが比較的低いので、発熱が抑えられて静音性に優れたパソコンを構築できる。
- Ryzen 7 5700XとGeForce GTX 4060との相性は抜群で多くのゲームタイトルで60fps以上が維持でき、競技性の高いFPSでも十分な性能を発揮する。
- 中〜高設定でも多くのゲームが60fpsを超える性能を発揮して滑らかなゲーム体験ができる。