「ポータブルゲーミングPCって、実際どうなの?」 気になってるけど、値段も高いし、使い勝手もイマイチ分からない…、そんなモヤモヤを抱えている人は多いはずです。
また、持ち運べるゲーミング環境は夢がありますが必ずしもベストな選択とは限りません。
この記事では、ポータブルゲーミングPCのメリット・デメリットを整理しつつ、「こういう方にはおすすめ」「こういう方はやめといた方がいいかも」というポイントを簡単に分かりやすく紹介します。
買ってから後悔しないために、まずは自分に合っているかどうかを一緒に見極めていきましょう。
・2025年7/31に登場したモデルが早くもセール対象製品として登場!
・デスクトップ・ノートともにハイエンドモデル多数セール対象になっています。
・ミドル~ハイエンドゲーミングノートPC
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その他にもゲーム・動画編集などに強いミドル~ハイエンドデスクトップモデル(計10機種以上)あります。購入検討中な方はお見逃しなく。
当ブログおすすめのゲーミングPC3選!
ケースデザイン | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
価格 | 149,800円 | 239,800円 | 359,800円 |
公式ページ | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
CPU | Ryzen 7 5700X | Ryzen 7 7800X3D | Ryzen 7 9800X3D |
グラボ | RTX5060 | RTX 5070 | RTX 5070 Ti |
メモリ | 16GB | 16GB | 32GB |
ストレージ | 1TB | 1TB | 1TB |
保証 | 3年 | 3年 | 3年 |
ポイント | 初めてのゲーミングPC 購入のスタンダード機。 (フルHD解像度向け) | ゲームに強い構成が 欲しい方におすすめ。 (フルHD・WQHD向け) | ゲーム+クリエイティブにも 強い最強CPU+グラボ。 (WQHD・4K向け) |
他のモデルも見てみたい!という方は下のリンクよりどうぞ!
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「ポータブルゲーミングPCやめとけ」の真相は?
「ポータブルゲーミングPCはやめとけ」といった検索キーワードはネットで見かけたことも多いと思います。
確かに、価格の高さや性能の限界を考えると、万人におすすめできるジャンルではありません。
まず、ポータブルゲーミングPCのCPUは比較的高性能な部類に入りますが、映像処理はCPUの内蔵グラフィックス頼りの設計で、専用GPUを搭載したゲーミングPC(デスクトップ型)と比べると、グラフィック性能はお世辞にも良いとは言えません。
最新のAAAタイトル(例:モンハンワイルズなど)もプレイ自体はできますが高画質・高フレームレートで楽しみたい人にとっては、物足りなさを感じるのも事実です。
さらに、価格帯が10万円以上と高めであるにもかかわらず、スペックだけを見ると「この値段でこの性能?」と疑問を持たれることもあります。
そして冷却性能やバッテリー持ちにも限界があり、長時間の高負荷プレイには向いていません。
とはいえ、“やめとけ”がすべての人に当てはまるわけではなく以下の3つに当てはまる方にはポータブルゲーミングPCはおすすめです!
- 外出先でも高画質でゲームを楽しみたい
- 隙間時間にSwitchのように遊べる手軽さ
- 省スペースなサブ機を求める方
特にSteam DeckやROG Allyのような製品は、ライトゲーマーやレトロゲームにも十分な性能を持っています。
この章のまとめ
- “やめとけ”の声は一部の用途に限った話。
- 価格に対する期待値が高すぎると後悔しやすい。
- 冷却性能・拡張性に制限がある。
- 自分のプレイスタイルに合っていれば、むしろ理想的な選択肢になる。



頭ごなしに「やめとけ」というわけではないです。
ポータブルゲーミングPCは何ができる?
ポータブルゲーミングPCは、Windowsを搭載した手で持ち運べるという圧倒的な自由度があるので「場所を選ばず本格的なゲームができる」ことです。
ROG Xbox Ally X RC73XAのような最新モデルではモンハンワイルズなど重いゲームも画質を調整すれば快適プレイができます。
さらに、ポータブルゲーミングPCは「普通のPC」としても優秀です。
ネット検索や動画視聴、SNSはもちろん、WordやExcelなどのOffice作業もこなせます。
USBタイプCやHDMIで外部モニターやキーボードを接続すれば、デスクトップPCのような使い方も可能となります。
Ryzen AI Z2 ExtremeのようなAI対応CPUを搭載したモデルなら、画像生成やAIアプリの処理もスムーズです。
この章のまとめ
- 場所を選ばず使える高性能PC。
- 携帯型PCはオフィスなど普段使いもこなせる。
- 外部モニターにつなぎ2画面作業も可能。
- 画像生成・AIアプリもこなす。



ポータブルゲーミングPCは片手で持てる高性能なPCで、普段使いもこなせる「万能型のロマンが詰まったマシン」と言えます!
ポータブルゲーミングPCは実際に使用できるメモリ容量が減少する
ポータブルゲーミングPCは、持ち運びやすさとゲーム性能を両立した“モバイル特化型”のPCです。
先ほどの解説しましたが、外付けGPUを使わずに、AMD Radeon 780M や Intel Arc といった高性能な内蔵グラフィックスを活かした設計が主流になっています。
構造上のイメージとしては、「ゲームもできる高性能一般ノートPC」や「ゲーミングミニPC」に近い存在です。
この構造上の特徴として、専用のビデオメモリ(VRAM)を持たず、メインメモリを共有するという弱点があります。
例えばメモリ16GBのモデルでは、CPU内蔵グラッフィックが4GB〜最大8GBをVRAMとして使うため、実際にアプリやゲームが使えるメモリは12GB〜8GB程度に減ってしまうんです。
つまり、スペック表に「メモリ16GB」と書かれていても、実際はそれより少なめと考えておくことが最も重要です。
この点を理解しておくと、ポータブルゲーミングPCの性能をより正しく見極められるようになります。
この章のまとめ
- 携帯型ゲーミングPCはCPU内蔵グラフィック型PC。
- イメージとしては「高性能な一般ノートPC・ミニPC」に近い。
- VRAMをメインメモリから共有する構造。
- メモリ16GB搭載でも実質使用可能なメモリは12GB〜8GB程度に減少。



内臓グラフィック型はメインメモリの使用容量減少がデメリットです。
ポータブルゲーミングPCをおすすめしない人
何度もしつこいですが、最新のAAAタイトルを高画質・高フレームレートで楽しみたい人には不向きです。
高負荷なゲームでは設定を下げる必要があり、快適さを犠牲にする場面も出てきます。
また、拡張性や冷却性能を重視する人にもおすすめできないです。
筐体が小型であるぶん、パーツの交換や増設はほぼ不可能と言え冷却ファンの能力も限られているため、長時間のプレイでは熱がこもりやすく、パフォーマンスが安定しないこともあります。
さらに、コストパフォーマンスを重視する人にとっても悩ましく、同じ予算でデスクトップを組めば、より高性能な環境が手に入るケースも少なくありません。
最後に、ゲーム以外の用途で動画編集や3DCG制作など、GPU依存度の高い作業をする人には、ポータブルゲーミングPCは力不足です。
あくまで“ライトゲーミング”に特化した設計であることを理解しておく必要があります。
この章のまとめ
- 最新のAAAタイトルを高画質・高フレームレートで楽しみたい人。
- 拡張性や冷却性能を重視する人。
- コストパフォーマンスを重視する人。
- 長時間の高負荷プレイを前提にしている人。
- ゲーム以外の重たい作業(動画編集・3DCGなど)をしたい人。



これらを想定している方はポータブルゲーミングPCは向かないので購入断念するのが吉です!
ポータブルゲーミングPCをおすすめの人
ポータブルゲーミングPCをおすすめな人は、高リフレッシュレートで外出先・家で楽な姿勢でゲームを楽しみたい人です。
リフレッシュレートとは?
1秒間に画像が書き換える回数(量)です。
- 60Hzなら、1秒間に60回画面が更新される。
- 120Hzなら、1秒間に120回更新される。
- 数値が高いほど、映像が滑らかに表示される。
はじめに通勤・通学の合間や旅行先でもゲームをプレイしたいという人にとって、ポータブルゲーミングPCは理想的な相棒になる可能性を秘めています。Steam DeckやROG Allyのようなモデルなら、コントローラー一体型で手軽に遊べるのもポイントです。
好きな姿勢でゲームを楽しみたい人の代表的な例は、ベッドでゲームを楽しみたい人、子育て中のお父さん、お母さんがお子さんを見守りながらゲームを楽しみたい人です。
そして何より以下の3つが当てはなっている方には、内蔵GPUでも十分な性能があるのでおすすめです。
- ライトゲーマーやレトロゲーム好きな方。
- 最新のAAAタイトルを最高設定で遊ぶことを求めていない方。
- インディー系や過去の名作を快適にプレイしたいという方。
そして最後に携帯型ゲーミングPCに最適化されたPCタイトル・スマホ向け基本プレイ無料タイトルがPC版向けになったゲームはほとんどのタイトルを楽しむことができます。
この章のまとめ
- 外出先でもゲームを手軽に楽しみたい。
- 高リフレッシュレートで楽しみたい。
- インディー系やレトロゲームが好き。
- AAAタイトルの高設定は求めていない。
- お子さんを見守りながらのプレイしたい。
- ベッドの上で好きな姿勢でプレイしたい。
- Steam DeckやROG Allyなどの携帯型デバイスに興味がある。
- スマホ向け基本プレイ無料タイトルのPC版をプレイしたい。



これらを想定している方にポータブルゲーミングPCはおすすめです!
当ブログではポータブルゲーミングPCの構造に近いゲーミングミニPCVenus Series UM773 Liteで様々なPCタイトル体験版をプレイしています。
設定次第でポータブルゲーミングPCでもプレイ可能なタイトル一例です。
参考にしてみてください^^








当ブログおすすめのポータブルゲーミングPC2選!
ここからは筆者がおすすめとする携帯型ゲーミングPC(ポータブルゲーミングPC)を2つ紹介します。
メモリ標準容量は24GB以上のモデルでビデオメモリで最大8GB使用してもシステム用で16GB以上確保できるモデルを掲載しています。
価格はどちらも139,800円(税込)となっております。
ASUS ゲーミングPC ROG Ally XはAmazonの販売・出荷になっておらず2025年10月時点ではおすすめできないので掲載しておりません。(失礼ですが個人出品者は当たり外れが大きいので)
その代わりにマイクロソフトとASUSのタッグで誕生した新しいポータブルゲーミングPCのROG Xbox Ally X RC73XAを紹介していますので最後までご覧ください。
ASUS ゲーミングPC ROG Xbox Ally X RC73XA


2025年10月発売のXBOX×ASUS ROG Ally Xのタッグを組んだポータブルゲーミングPCです。
ROG Xbox Ally X RC73XAは、携帯性と性能を両立した次世代ポータブルゲーミングPCです。
ネット上では早速購入者の声が上がっており、内蔵GPUでも設定を下げればモンハンワイルズなどの高スペック要件のPCゲームが遊べる、グリップ力が高く重さをあまり感じないとの声がありました。(主な引用元:Amazon公式サイトより)
そしてメモリは24GB搭載されているのでビデオメモリに最大8GB振り分けても16GBはシステム用で確保できるので安心です。
MSIポータブルゲーミングPC Claw7AI+


MSI Claw 7 AI+は、インテルの最新「Core Ultra 7 258V」プロセッサーを搭載することで携帯型ながらもデスクトップ級の3Dグラフィックス性能を持つのが特徴です。
また、7インチのフルHDディスプレイは120Hzの高リフレッシュレートに対応し、滑らかな映像表現と広い視野角を両立と最大32GBのメモリと1TB SSDを備え、重めのゲームやマルチタスクも快適にこなせます。
もう一つ忘れていけないのが、「Core Ultra 7 258V」はAI処理性能にも優れており、Copilot+ PCとしての機能を活かして、ゲームだけでなくクリエイティブ作業や日常のPC利用にも活用できます。
外出先でも本格的なPCゲームが楽しみたい方、モバイルモニターとつなげてクリエイティブ作業をこなしたい方にドンピシャとハマるモデルと言えます。
139,800円(税込)以内で購入できるデスクトップ型ゲーミングPC紹介
同じ予算の139,800円の範囲内で高性能なデスクトップ型ゲーミングPCが欲しい・逆にどんなモデルがあるの?という方におすすめモデルを2モデル紹介します。
Lightning-G AV7XRB


OS | Windows 11 |
CPU | Ryzen 7 5700X |
GPU | Radeon RX 9060 XT |
メモリ | 16GB |
ストレージ | M.2 SSD 500GB |
価格 | 134,980円 |
BTO PC老舗ドスパラの高いコストパフォーマンスを誇るゲーミングPCです。
基本性能はかなり良く幅広いPCゲームタイトルが楽しめます。
CPUのRyzen 7 5700Xは発売より3年が経過していますが、まだまだ現役で運用可能なスペックを持ちます。
グラボ(GPU)のRadeon RX 9060 XTは、RTX 4060〜4060 Tiに匹敵する性能を持つので幅広いPCゲームをフルHD解像度60fpsなら安定して出せます。
携帯型ポータブルゲーミングPCと単純な性能を比べてしまうとこちらのLightning-G AV7XRB
MDL.make MD56T55


OS | Windows 11Pro |
CPU | AMD Ryzen 5 5500 |
GPU | RTX 5060 Ti |
メモリ | 16GB |
ストレージ | M.2 SSD 500GB |
価格 | 137,800円 |
MDL.makeはBTO PCとしては新興メーカーですがSNSで安さとサポートの評判が良く、すべてのモデルにWindows11Proが搭載されているのが最大の特徴です。(初期設定済みのため届いたらすぐ使える。)
同価格帯の139,800円の範囲内でグラフィック性能だけを比べてしまうと明らかにこちらのMDL.make MD56T55が良い結果になります。
ただしCPU性能・携帯性・利便性ではROG Xbox Ally X RC73XAが明らかに良いです。
また、デスクトップ型はPC本体の他、モニター・マウス・キーボード・スピーカーなどが必要になるため机の上をごちゃごちゃさせたくない方、好きな姿勢でプレイしたい方には向かないです。
まとめ
ポータブルゲーミングPCは「手軽に好きな姿勢でゲームを楽しみたい方」にとっては理想的な選択肢となります。
ただしAAAタイトル(モンハンワイルズ)を高設定高フレームレートでのプレイは向かないので高画質を追い求める方は高性能なデスクトップ型PCがおすすめとなります。
先ほどの繰り返しになりますが以下が携帯型ゲーミングPC(ポータブルゲーミングPC)がおすすめな方・おすすめしない方になります。
携帯型ゲーミングPCをおすすめしない方。
- 最新のAAAタイトルを高画質・高フレームレートで楽しみたい人。
- 拡張性や冷却性能を重視する人。
- コストパフォーマンスを重視する人。
- 長時間の高負荷プレイを前提にしている人。
- ゲーム以外の重たい作業(動画編集・3DCGなど)をしたい人。
携帯型ゲーミングPCがおすすめな方。
- 外出先でもゲームを手軽に楽しみたい。
- 高リフレッシュレートで楽しみたい。
- インディー系やレトロゲームが好き。
- AAAタイトルの高設定は求めていない。
- お子さんを見守りながらのプレイしたい。
- ベッドの上で好きな姿勢でプレイしたい。
- Steam DeckやROG Allyなどの携帯型デバイスに興味がある。
- スマホ向け基本プレイ無料タイトルのPC版をプレイしたい。



最後までご覧頂き誠にありがとうございました。