家電量販店売り場のデスクトップパソコン、BTO(受注生産方式)のデスクトップパソコンでよく目にする電源容量と消費電力の違いって何?と疑問に感じた事はないですか?
今回は、そんな疑問に対してスッキリしてもらうために記事を書きました。
読み終えた後になるほど!、そういうことだったんだと思って貰えると僕自身、最高にうれしいです!
では、本題へどうぞ^^
目次
『電源容量』とは?
電源容量は 『定格容量』 とも言いパワーを示す。
- 一般的にワット(w)と表記される。
- 電源容量が高い=スペック(性能)を把握するための1つの目安になる。
→(例)250w=ローエンド< 650w=ミドルレンジ < 850w=ハイエンド
- パソコン全体のパーツや、アクセサリーを正常に動作させる、必要電力の供給能力を示す。
- 電源容量は動作の安定性、寿命確保の重要な要素。
- 電源コードを購入する際は電力表記に配慮する必要がある。
→まずはじめに、電圧100vで電流が2Aの場合は消費電力は200wとなる。
→例えば7A 125vと表記されているコードは、125vの700wまで使用可能、となる。
下記の写真を参考にして下さい^^↓↓
その電源の供給できる電力の上限(限界)を示す。
- 電源容量は主に自作する場合、特に気に掛けるポイントの1つ。
→メーカー製パソコン、BTOパソコンは検証された上で電源選定されるのであまり深く心配する必要はない。
- 電源容量が低いとオーバーヒートし、動作に支障が出る。最悪、電源が落ちる。
→人で言う血液(酸素)の供給が追い付かず、倒れて気を失うイメージ。
『消費電力』とは?
実際にパソコンが使用する電力のこと
- 各パーツの動作する電力の合計で、パソコンの性能や使用状況によって変わる。
- 電源ユニットの高負荷率50%の時に最も変換効率が高い。
→パソコン負荷時が50%の時が一番変換効率が高い。
→電源容量550wの場合、『アイドル時の消費電力80wほど』で『高負荷時500wほど』。
→電源容量1250wの場合は、『アイドル時の消費電力90wほど』、『高負荷時480wほど』。
無駄な電力を抑える方法
- 1時間以上使用しないなら、スリープモードの活用。再起動に必要な電力のみでパソコンの状態を維持できる。
- 通気口の定期的なホコリ除去。無駄なファンの回転数を抑えられる。
- ゲーミングPCのグラボ(グラフィックボード)は同等スペックでも最新版の方が省エネ傾向が強い。
- 日本製のコンデンサ採用モデルを選ぶのも1つのポイント。
下記に日本製のコンデンサの記事があるので参考にどうぞ
FRONTIERの電源の特徴と容量が他社より多いのは本当?
FRONTIER(フロンティア)の BTOパソコンは複数台購入経験があって、他社より電源容量が多くコスパがいいので情報をシェアしたいと思います。 また日本製のコンデンサを採用…
まとめ
- 電源容量が高い=スペック(性能)を把握するための1つの目安になる。
- 電源容量は動作の安定性、寿命確保の重要な要素。
- 電圧100vで電流が2Aの場合は消費電力は200wとなる。
- 電源容量が低いとオーバーヒートし、動作に支障が出る。最悪、電源が落ちる。
- 1時間以上使用しないなら、スリープモードの活用。再起動に必要な電力のみでパソコンの状態を維持できる。
- パソコン負荷時が50%の時が一番変換効率が高い。